楪園芸の農作物
AGRICULTURAL PRODUCE
さつまいも
SWEET POTATO
楪園芸の畑の多くは、中山間地域にある放棄地や遊休地といった環境にあります。
こうした環境は、一般的に農作物を育てるのがむずかしい条件不良地です。
さつまいもは条件不良地でも育ちやすく、土壌改良資材との相性もよいことから栽培を開始しました。今ではもっとも生産量が多く、楪園芸の代表作物といっても過言ではありません。
楪園芸では、多種にわたる品種を栽培しています。
栽培品種
紅はるか、金時(きんとき)、黄金千貫(こがねせんがん)
栽培サイクル
床づくり(植える準備、資材の散布)、畝(うね)植え
苗を刺す作業(定植)
収穫作業
ゆずりは蜜芋
独自の土壌改良資材「楪」、バイオスティミュラント資材を使用し、ストレスの少ない豊かな畑で栽培された「ゆずりは蜜芋」は、高糖度(*)で皮までやわらかく、えぐみがないのが特徴です。
・土壌改良資材「楪」を使用して栽培している
・化成肥料は不使用(使用は殺虫剤のみ)
・蜜芋系の品種(紅はるか)である
以上の条件を満たしたさつまいもを、「ゆずりは蜜芋」としてブランド化しています。
*生芋の状態で糖度35度(最高記録)、干し芋の状態で糖度80度(最高記録。平均70度)。
ぶどう
GRAPES
ぶどうは、日照時間が長く、降水量が少ない地域での栽培が向いている農作物です。郡山市での栽培は非常にむずかしい農作物ではありますが、自治体やワイナリーの要望に応えるべく、山や耕作放棄地を切り開き、栽培を開始しました。
ぶどうは永年性作物と呼ばれる農作物に分類され、非常に長い期間にわたって栽培することが可能です。その特性を活かし、現在は年を追うごとに土を資材で改良しながら、無農薬でのぶどう栽培をめざしています。
栽培品種
メルロー米
RICE
楪園芸では、日本ではまだ珍しい栽培方法である「乾田直播(かんでんちょくはん)」と「節水栽培」をかけ合わせた方法で米づくりを行っています。
水の管理を行わないので、コストを抑えて栽培することが可能になります。
土壌改良資材とバイオスティミュラント資材を使用した土づくりの結果、少ない水で米を栽培することが可能となりました。
栽培品種
コシヒカリ、大粒ダイヤ、さくら福姫(モンスターライス)、しきゆたか、つきあかり、おぼろづき
長ネギ
JAPANESE LEEK
長ネギは、楪園芸が最初に栽培した農作物です。当時は国内でつくる夏場のネギがなかったため、夏ネギの需要が高かったことから栽培を開始しました。楪園芸が保有する中山間地域特有の冷涼な気候は冬野菜であるネギとの相性がよく、需要と環境がマッチした、まさに適地適作での栽培です。